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夏草や!

とうとう、写真が無くなりました。
そんなことで、6月に作っていたこんな季節外れのものを。

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以前、何回か作ったミニコミ紙「MoeeeM」の表紙です。
(本当は、お見せできる出来ではないのですが)

「MoeeeM」という私が発行するミニコミ誌があると“仮定”して、
それの表紙を作ってみました。


今回の特集は、「夏草や!」
夏草の思い出を、いろいろと語ります。
以下、ちょっと恥ずかしいけど、思い出のような妄想を。




野原でふたつ上のおにいちゃんと虫捕りをしていた。
草の丈ほどしかない私には、そこはどこまでも続く野原…。

網を持ったおにいちゃんは、虫捕りに夢中になるあまり、
とんぼが飛ぶように姿を消してしまった。
置いてけぼりにされた小さい私は、
虫捕り網と白いランニングシャツを探したけど
真っ白なお日様の光が飛び込んで来ただけ。

ジージーと聞こえる虫の声。
キチキチッとバッタが飛んで行く。
疲れてしまって、草の中にしゃがみ込んだ。

もうどっからも私の姿は見えへん…。
おにいちゃんのあほ~。
涙がじわっと…あ、草の上のクサキリと目が合ってしまった。

草とおんなじ色の小さいバッタ。
私も草色に染まってバッタみたいだ。

草の中は涼しくて、お日様の光はチラチラとしか届かない。
汗でひっついた木綿のシミーズがさらさらになった。
そして時間もさらさらと過ぎて行った。



あっ!おにいちゃんの呼ぶ声がする!







先日、友人が、伊藤比呂美さんの「木霊草霊」という本を贈ってくれました。
内容に共感するというか、同じ考えを持っているのには「うふふ」状態です。
それを的確な文章で表現されているのです。
笑ってしまったのは、私の「夏草や!」と同じ、「夏草や」という項があったこと。

伊藤さんの「夏草や」は、
今住んでおられる南カルフォルニアと、出身地の熊本の植生の比較から
「夏草」を思い描かれています。
帰化植物への視線が、とても新鮮で共感しました。

この本の内容が、これからの私のブログ記事に大きく関わってくるかと思います。
まだ全部読んでいませんが、じっくりと味わいたいです。



ちなみに、上の写真の撮影場所は、やっぱりうちの庭です。
秋の今は、荒んでしまっています。




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nion

Author:nion
「水は宇宙の似姿」
草花の雫からびわ湖まで
「水」について感じた事を写します。
フィールドは主にびわ湖の湖西
最近は殆ど家の庭で撮っています。
たまにアート・デザインについても語ります。

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