
波の寄せ返しをみていた。
波の先端が泡立って
水がくるくると回っているのがわかった。

規則正しく思われる寄せ返しにも、大小のリズムがあって
大きな白波が突撃してくると
後ずさりして逃げても、服をびっしょり濡らすことになる。

小さな砂浜の起伏や砂粒にも水は反応して
波の形を変えてきた。
もっと遠い深い海では、どんな様子で水は動いているのだろうか。
動かない水はあるのだろうか。
そんなことも考えてみる。
去年、私はテレビの前で動く水の破壊力を呆然と見つめていた。
そして、今年もやっぱりテレビの前で見つめているんだ・・・
- 関連記事
-
スポンサーサイト
学生のときに所属していた歴史学サークルで、琵琶湖のほとりの村(中世時代)の研究をしたせいか、琵琶湖の水に、古代から現代をつなぐ、何か悠久の波のようなものを感じてしまいます。
この白いあわは、水のなかで中世の昔から呼吸をしていて、いま、あわとなって外の世界とつながりにきた。そんなふうに見えます。
そんないろいろなことを思い起こさせてくれるnionさんに、とってもひかれるし、つながっていたいなあ、と、やはり思うのです(*^_^*)