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木枠

kowaku_2.jpg

木枠は整経するときの用具です。
と知ったかぶりしていますが、どのように使うのかあまりしりません。

okinu_4.jpg

幼い時から、こういう物に身近に接してきたのに恥ずかしいです。


kowaku_1.jpg


左の枠が、父方の祖父のもの。
右の枠が、母方の祖父のもの。

名前がしっかり書いてありました。
菊次郎、太一と。

寝る間も惜しんで機織りしてきた祖父母達が使い込んできた枠です。
おじいちゃん、おばあちゃん達がここにいます。




この枠がたくさん置いてあった母の実家の2階には
祖母のおゆきさんが「整経」の大きな車の踏み板をゆっくりと踏んでいました。

私はそのゆっくりとした動きが好きで、
小学校から帰ってから時々一緒に踏ませてもらいました。
踏み板がギィー・・・ギィー・・・と鳴って、
祖母もゆったりと笑いかけてくれました。



もう45年も前のことです。





昨日の「お絹」の記事で、私とリンクさせて貰っている方達から
昔、お蚕さんを飼っていたよ、というコメントを貰いました。
ひょっとしたら、その方達のご先祖さまが育てて製糸した糸を
私の先祖が商っていたかもしれません。
何故だかしみじみとうれしいです。




明日も続けます。


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コメント

[C2536] 骨董

nionさん、こんにちは♪これ木枠っていうんですか。
日本にいる時にこれを骨董市で二つ買ったんですけど、
今ではそれを足にして木の板を置き、小さな台として使っています。
ワインラック、とまではいかないですけど、ワインを置く台にもしたりしてました。

糸を巻くんだろうな〜というのは分かったんですけど、
どうやって使うんでしょうね(^^;) 機織りの時に使うんでしょうか・・
  • 2013-03-05 08:06
  • yoyo
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[C2538] yoyoさま

こんにちは♪
yoyoさんはおしゃれな小物を作られますからね。
木枠で台というのは、どんなにすてきに変身しているか拝見したいです。
私にはイメージが湧かないのでまた見せて下さいね。
日本の古道具とワインもすてきです。
まさかフランスで生かされているとは職人さんは思っていないでしょう。

この木枠は、整経という作業に使うもので、
私のおぼつかない記憶を蘇らせてみました。
木枠に巻かれた糸は織物の縦糸の1本にあたります。
ですから織物の縦糸の数だけ木枠がいると思います。
その本数全部を整経のドラムに巻き取って
ひとつにする工程が祖母の仕事でした。
(多分合っていると思います。)

[C2539] こんにちわ♪

昨日から始まった、センチメンタルジャーニー。
あたたかい色のお写真に、気持ちがほっこりしますね。

機織りをされてたんですか、、おじぃさまや、おばあさま。 

nio姉ちゃんの、『目と心』は、綺麗な絹糸や、丹精込めて織り上げられた布地を見ながら、大きく広がっていったんですね。。

素敵なお話です。
先が楽しみだな~♪

光沢のある柔らかい絹糸、触れてみたい・・・。
  • 2013-03-05 13:59
  • chacha
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[C2540]

こんばんは!
nionさんのお歳、私の想像と同じでした(笑)

前記事の続きで、
滋賀在住と知ってはいたんですけどね、京都弁を最近お使いになるから、あれ?と・・・
うちの叔母なんですけど、岡山から滋賀の大津に嫁いでいましてね。
京都と近いのに、全く京都弁ぽくなくて(笑)
岡山弁と大阪弁を足して割ったような感じ?
nionさんの出身が京都・・・それで納得しました~。
  • 2013-03-05 20:33
  • ジャスミン
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[C2541] こんばんは

そうなんだ。
織物一家だったんだ。
当方も見たことがないです。
でも、木枠だけを見ていても、風合があり、かっこいいですよね。
は~い、撮りかたが良いからでしたね。^^)
  • 2013-03-05 20:56
  • ごんごんごんぞう
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[C2542] chachaさま

こんばんは♪
chachaさん、「おじぃさまや、おばあさま」と書かれると
誰?誰のこと?って思っちゃいました (*゚.゚)ゞポリポリ

確かに、子どもの頃から見慣れた折り柄や巻糸の美しさからも
ものの見方を育てたかもしれませんね。
chachaさんに言われるまで、そうだったとは思わなかったのですけどね。
ありがとうございます。

ちっちゃな絹糸から始まった私のセンチメンタルジャーニー、
電車に乗ってとことことお出かけできないけれど、
時空をこえておじいちゃんおばあちゃん達に会いに行ってしまいましたよ。
結構楽しい旅でした。

柔らかな光沢の絹糸、写真で良かったら触って下さい(^^)

[C2543] ジャスミンさま

こんばんは♪
あ、バレた。
いや、隠すつもりはないです。
イケイケの年齢です。

私も普段そんなに京都弁を使うことはないのですが、
最近、こってりと京都弁を話す母と長時間一緒にいると、うつります。
どんどん祖母そっくりになってきました。

大津はまだ京都弁に近いのですが、こってりとした感じはなくて
滋賀県内でも北の方と南の方では、また違うことばになります。
叔母さんのお近くにこってり京都弁を話す方がおられなかったのでしょうね、きっと。

京都出身と言っても、私自身は正味12年程しか京都にいないので、
えらそうに京都の子と言えないんです。
気持ちはしっかり京都の子でした。

[C2544] ごんごんごんぞうさま

こんばんは♪
そうなん、織物のうちの子やったんえ(^^)

枠の古さは相当なもので、少なくとも私の年齢はいってると思います。
古いだけだと思っていたのだけど、
風合いがあると言ってもらえると、嬉しいです。
え〜っ、撮り方が良いからですか〜?(*'-'*)エヘヘ

[C2545]

nionさん こんばんは♪

これは木枠というんですね。
見たことは何度もあったんですけど
名前を初めて知りました!
和布のお人形を作る友人は骨董市でこの木枠を買って
大きなウサギ人形と上手に組み合わせて飾っています。
多治見の椿展でも木枠に椿を飾っていましたよ♪

骨董市を見るのが好きでたまに出かけたりするんですけど
最近はあまりこういったものを見かけなくなりました。
専門業者が買い占めちゃってるのかしらね^_^;
nionさん 想い出がしみ込んでいるこの木枠、大事になさってくださいね~(^.^)
  • 2013-03-05 23:09
  • 冬のデコポン
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[C2546] 冬のデコポンさま

こんばんは♪
デコポンさんのお友達というと、あのすてきなうさぎ人形作家さんですね。
あのうさぎ人形はすてきでしたね。
小道具の使い方が粋でしたよ。
その方が枠を使っていらっしゃるのね、うん、それは面白いです。

骨董市へ出かけられるんですか?
そりゃ面白そうです。
京都の弘法さんや天神さんで掘り出し物を探してみてはいかがですか。
滋賀の我が家はろくなものがない骨董屋さんみたいなものです。
時々、そういうお商売の人が掘り出し物はないかと来ますよ。
うちは代々貧乏だから何にもない!と言って帰ってもらいます。
でも、京都から持ってきたこの道具達は大切にしますね。

[C2547]

みなさんのお話を拝読していると、この木枠の大きさは、案外私の想像より大きいのかもしれません。
糸の数だけ、ということは、色どりの数だけのこの枠が織り機とともにある、それをおばあ様があやつっているということなんですよね。
そして職人さと、機を織る音がする。
どこかで、似たような音を聞くと、記憶がぶわっと、巻き戻されたりしませんか?
私にはそういう記憶がないなあ、うらやましいです。
いま、江戸物を書いているのですが、こういうお話がほんとうにうらやましいと思うし、江戸はついこのあいだのこと、という感覚がうれしかったりします。
  • 2013-03-06 08:15
  • 茜紫
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[C2549] 茜紫さま

こんにちは♪
皆さんのコメントを読んで下さったのですね。
ありがとうございます。

操っている、そうそんな感じです。
ぴったりのことばだと思います。
祖父母や叔母が糸を繰り出して結んだりしている姿は
まさに操っているという姿でした。

記憶に残る音というのは、いくつもあって、
明日の記事にもちょこっと書いていますが、
幼い時の経験が多いですね。
それがふとしたことで(テレビででも)蘇ってきます。
年を取れば取る程その力はすごい!(^_^;

江戸物は長編作品ですね。
早く読みたいなぁ、いつできるのかなぁ。

江戸はちょっと前なんですよね。
京都の話に「この前の戦争」というと応仁の乱のことだというのがあります。
それから比べると江戸時代は近代ですね。
写真の家を壊した時に真っ黒な土が現れたそうです。
応仁の乱で焼け野原になった名残かと聞きました。
どんだけ古いねん!と思いましたよ。
京都はある意味、お墓の上に建っているようなものだと思います。
その点、江戸は活気がありますね。

どんなお話しかな〜((o(^-^)o))

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nion

Author:nion
「水は宇宙の似姿」
草花の雫からびわ湖まで
「水」について感じた事を写します。
フィールドは主にびわ湖の湖西
最近は殆ど家の庭で撮っています。
たまにアート・デザインについても語ります。

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