FC2ブログ

Entries

hi_1.jpg


杼(ひ)といいます。

hi_2.jpg

機の経糸の間に、緯糸を渡す道具です。

今は静かに佇む杼は、
カシャ、カシャと小気味好い音がして
経糸の間を行ったり来たり働いていた道具です。

とても硬い材質です。



mise.jpg ( 母の実家でした。京都市上京区 2005年撮影 )



写真を見ていると、今でもここの引き戸を開けたら
ガッチャガッチャという自動織機の音や
職人さん達のさざめきが飛び込んできそうな錯覚を感じますが
今では新しいおうちが建って、別の人が住んでいます。




関連記事
スポンサーサイト

コメント

[C2548]

こちらのおうちは、今はもうないのですね。
それはかなり残念ですが、今でも、お写真から、雰囲気が伝わってきます。
うちの父や母もそうですが、今の人は、自分の過去やルーツを探る手段や思い出、というのは、
残ってない人がほとんどなのではないかしら。
この糸を通す杼が、静かに物語る歴史の重さは、とても雄弁です。
そして、ここに糸が残っていて、いまにも使われそうなたたずまいを撮影している。
臨場感があるのは、そんなところからなのかもしれません。
  • 2013-03-06 08:21
  • 茜紫
  • URL
  • 編集

[C2550] 茜紫さま

この家は無くなってから、7〜8年経つかと思います。
相当古い町家でしたので、仕方なかったのでした。

自分の過去やルーツを知る手段を得るためには
日本文化に対する誇りを持つことが基になるのかなと思います。
そして働く姿を見て来たことも私にとって幸運でした。

私には、ひとつひとつの道具に働いて来た人達の姿が焼き付けられている気がするので、
茜紫さんがそれを写真から汲み取って下さってうれしく思います。
ありがとうございました。

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

nion

Author:nion
「水は宇宙の似姿」
草花の雫からびわ湖まで
「水」について感じた事を写します。
フィールドは主にびわ湖の湖西
最近は殆ど家の庭で撮っています。
たまにアート・デザインについても語ります。

FC2カウンター

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR